取材2019年秋に実際に1週間滞在した記録
料金・制度の最終確認2026年7月
坂の上からアルカトラズ島が見える街・サンフランシスコと、山をひとつ越えた先に広がるサーフタウン・サンタクルーズ。都会と海辺の田舎町、そしてシリコンバレーまでを1本のドライブでつなげられるのが、このエリアの最大の魅力です。サンフランシスコ+サンタクルーズの組み合わせ旅を案内します。
まず結論 — 「都会3日+海辺3日」で組む
- サンフランシスコ市内は3日で核心に届く:ロンバード・ストリート、ケーブルカー、フィッシャーマンズワーフ、アルカトラズ——徒歩+ケーブルカー(1回$9・乗り放題1日$15)で回れます
- アルカトラズ島は数週間前に予約:公式ツアー($47.95目安)は売り切れが常態。旅程が決まった瞬間に押さえておきたいところです
- 後半はレンタカーでサンタクルーズへ:CA-17の山越え約1.5時間で、断崖の海岸線とレトロな遊園地の待つサーフタウンに着きます。途中クパチーノでシリコンバレー聖地巡礼も
- ESTA は $40.27(2026年1月改定)。公式サイト以外で申請しないこと
坂の街を歩く — ロンバード・ストリートとケーブルカー

「世界一曲がりくねった坂道」ロンバード・ストリートは、レンガ敷きの車道が8つのヘアピンカーブを描きながら27%勾配を下る名物ストリート。見学は無料で、坂の上からはコイトタワーと湾まで一直線の絶景が広がります。ラシアンヒルの住宅街なので、住民への配慮を忘れずに。

移動そのものが観光になるのが1873年開業のケーブルカーです。運賃は1回$9(距離不問)、乗り降りするならVisitor Passport(1日$15・MuniMobileアプリ)が断然お得(2026年7月時点)。パウエル〜ハイド線の外側ステップに立って坂を下ると、家並みの隙間から湾とアルカトラズが現れては消える——サンフランシスコで最も費用対効果の高いアトラクションです。
湾の主役 — アルカトラズ島とクラムチャウダー

湾の真ん中に浮かぶ元連邦刑務所アルカトラズ島へは、ピア33発の公式ツアー(Alcatraz City Cruises・デイツアー$47.95目安・日本語音声ガイド付き、2026年7月時点)で上陸できます。アル・カポネも収監された監房を、元看守と元囚人の証言で構成されたオーディオツアーで歩く体験は圧巻。ただし数週間先まで売り切れが当たり前なので、予約は旅程確定と同時に。

フェリー乗り場のあるフィッシャーマンズワーフでは、1849年創業ブーダン・ベーカリーのクラムチャウダー・ブレッドボウルを。ゴールドラッシュ時代から続くサワードウ(酸味のあるパン)の器ごと食べる名物で、霧で冷えた体に染みます。ピア39では巨大なカリフォルニアアシカの群れが桟橋を占拠する光景も見られます。
シリコンバレー聖地巡礼 — Apple 本社へ寄り道

サンフランシスコからサンタクルーズへ南下する途中、クパチーノやマウンテンビューを通るならシリコンバレー聖地巡礼を挟むのも一興です。私たちが訪れた Apple 旧本社Infinite Loopの直営店は2024年1月に閉店し、現在の見学先は宇宙船型新社屋に隣接するApple Park Visitor Center(見学無料・ストア/カフェ/屋上テラス、2026年7月時点)に一本化されています。限定グッズはここでしか買えないものも多く、テック好きへの土産に最適です。
サンタクルーズ — 断崖の海岸線とレトロな遊園地

CA-17でサンタクルーズ山地を越えると、空気が変わります。サンタクルーズはカリフォルニアのサーフィン発祥地のひとつで、海沿いのウェストクリフ・ドライブは断崖と入り江が連続する絶景の散歩道。眼下でサーファーが波を待ち、運が良ければラッコも浮かんでいます。街の顔は1907年開業・カリフォルニア最古の遊園地「ビーチ・ボードウォーク」(入場無料・乗り物は各$3〜5、オフシーズンは週末のみ営業)。木造コースターが国の歴史建造物という、生きた昭和レトロ——ならぬ「アメリカン・レトロ」です。

体を動かすなら港発のカヤックがおすすめです。防波堤の灯台まで漕ぎ出すと、桟橋の下でアシカの鳴き声が響き、海面すれすれの目線で海岸線を眺められます。レンタルは港のショップで当日でも可(波と風のコンディション次第)。
カピトラ — パステルカラーの隠れ家ビーチタウン

サンタクルーズから車で10分のカピトラは、川が海に注ぐラグーン沿いにパステルカラーのコテージが並ぶ、西海岸最古級のビーチリゾートタウン。「カリフォルニアのベネチア」とも呼ばれる家並みと桟橋、こぢんまりしたビレッジのカフェやワインバーで、ドライブ旅の締めくくりにぴったりの静けさが待っています。
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- ESTA — $40.27(2026年1月改定・有効2年)。申請は公式 esta.cbp.dhs.gov のみ
- 市内交通 — ケーブルカー1回$9・Muni乗り放題 Visitor Passport 1日$15(MuniMobile)。市内観光に車は不要(駐車が高くつきます)
- 治安 — 観光エリアは日中問題ないが、レンタカーの車上荒らしに要注意。車内に荷物を一切残さないのが鉄則。夜間はエリアを選んで移動を
- サンタクルーズへ — レンタカーでCA-17経由約1.5時間。シリコンバレー経由なら国道280号→85号→17号で寄り道しやすい
- 気候 — サンフランシスコは真夏でも涼しく、霧(カール・ザ・フォグ)で朝晩は冷えます。重ね着必須。サンタクルーズ側は晴天率が高め
- チップ — レストランで15〜20%が標準
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